表記の揺らぎの修正

「または/又は」などの表記統一、日付の記載方法など表記の揺らぎを指摘・修正する機能です 

表記揺らぎの修正の基本機能

プリセットされた数十種類の法律文書特有の表記の揺らぎを自動で検知し一括修正できます。

上記画面左側の緑色チェックが入った組み合わせのみが修正されます。
「表記の揺らぎが存在するルール」のタブには、当該文書中に表記の揺らぎが存在するルールのみが表示されるようになっています。
上記画面右下の「検索」を押すと右プレビュー画面が表示され、本文中の変更予定の箇所を具体的に確認できます。

表記の揺らぎの組み合わせは、左側の🟢をスライドすることで、組み合わせごとに以後の検知を無効化することができます。
検知を無効化した揺らぎについては、「検索」をクリックしても表記の揺らぎとしては検出されなくなります。 


💡 三種類以上の揺らぎの組み合わせや、「第●項」と「●項」のような、MS Wordの置き換え機能では統一が容易にできない表記の揺らぎも本機能で簡単に統一できます。

揺らぎのない組み合わせ・無効化されている組み合わせ

検知を無効化した組み合わせ、及び、当該ファイル上で揺らぎが存在しない組み合わせについては、上記オレンジ色枠部分を押すと確認できます。 

揃えたい表記の揺らぎの手動選択 / 組み合わせの手動追加

表記の揺らぎ機能は、デフォルトでは、揺らぎの組み合わせの中で、当該文書中で最頻出のものに平仄が合うようになっています(各組み合わせ右側に「最頻」と表示されているもの)。最頻出ではないものをクリックで選んで平仄を合わせることもでき、その場合には選んだものが記憶されます(この場合、各組み合わせ右側の表示が「手動」に切り替わります。) 。追加は、「揺らぎの組み合わせを追加・編集」から可能です。

また、左下にある「揺らぎの組み合わせを追加・編集」ボタンを押すと、新しい表記の揺らぎの組み合わせを自分で追加することもできます。  

手動選択した組み合わせの設定保存・設定の共有

クライアントやプラクティス分野ごとに表記の揺らぎの手動選択を保存して読み込みたい場合やプラクティスグループ内などで設定を共有したい場合、「設定インポート/エクスポート」ボタンを押してください。 

別ウィンドウが現れます。①「現在の設定を記録」ボタンを押すと、現在の手動での表記の揺らぎの組み合わせ設定(例:「又は」を常に漢字に、「●項」と常に「第」をつけないかたちに)が保存できます。保存した設定は、②「設定一覧」に追加され、「名前変更」ボタンにて名称を変更できます。

保存されている設定を本ファイル用に読み込む場合には、当該設定の名称部分をクリックし、③「適用」を押してください。

設定を第三者に共有する場合には、共有したい設定を選択し、④「エクスポート」をクリックすると、設定が記録されたyamlファイルを保存できます。設定を共有したい方に当該yamlファイルをメール等で送信し、受信者がBoostDraftの上記の画面を起動して「ファイルから設定を読み込む」にて当該yamlファイルを選択して読み込むことで、受信者は当該設定を使用できます。

表記揺らぎの設定を公用文ルールに合わせる・最頻に合わせる

「文書タイプ別選択」から、「全てのルールを最頻にする」を選択すると、手動設定した表記揺らぎのルールを全て「最頻」に戻すことができます。

公用文ルールを適用したい場合、「文書タイプ別選択」から、「公用文ルールに合わせる」を選択してください。

文章中の表記の揺らぎの赤線表示

表記の揺らぎが存在する文言は、本文中で赤色アンダーラインにて表示されます。当該アンダーライン箇所をクリックすることで、揺らぎの修正がワンクリックで可能です。 

文章中の閉じる括弧の不存在の指摘

括弧書き部分に入力カーソルを持って行くと、対応する括弧書きが一時的に青色でハイライトされます。括弧書きが閉じていない場合には、このようなハイライト表示がされません。

括弧書きが閉じているがハイライト表示がされない、括弧書きが閉じていないがハイライト表示がされるといった場合は、タブの更新ボタンをクリックすると、正しい表示がされるようになります。